書き殴りたいことやまやまです

自意識過剰な子無しOLのぼやきです

あの娘わたしがバレーボールのネットの真ん中触ってたらどんな顔するだろう

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現場仕事、というのでしょうか、イベント系の仕事が苦手です。準備期間はいいんです。イベント当日がダメなのです。仕事とは関係なく、趣味で、しかも自分が登壇者(そんな立場に立ったこと、ないけど)だったら平気です。何を話すかすっ飛んだとしても、「いやー、すっ飛んじゃったなあ」とか言いながら、なんとかその場を切り抜けられると思う。仕事が、ダメなんです。

つい最近もイベント仕事があったのですが、己の気の利かなさが露呈して嫌になりました。何をしたらいいかわからない。でも立ち尽くすと典型的な「使えない奴」感が出ます。そんなの、プライドが許さないのです。だって私、プライドが高い自意識過女史!

じゃあ何をするかって?バレーボールのネットを張るとき、ネットの真ん中を触っている女子生徒のようなことをしているのです。

バレーボールのネットの真ん中とは

この話はいろんなところでしているので「またか」と思われたらすみません。

体育の授業でバレーボールを行う際、ネットを張らねばなりませんでしたね。あんなもの、たぶん2~3人で張れるのです。しかし「協調性を主張したガール」は「私も手伝う!」オーラを振りまいて寄ってきます。いや、いらん、と言っても寄ってきます。それで、ピンと張られんとするネットの真ん中をぐにゅぐにゅ触っているのです。

手伝ってない。それは何の役にも立っていない!!!

かといって、やることないなーと思って遠巻きに見ていたら、先生に怒られるのですけどね。

「だって、やることありません」
「やれと言われたことだけやっていたら”指示待ち症候群”!仕事は自ら見つけるものなのだ!」

……あれ、この教えはドトールでバイトしていたときに先輩に言われたことか(のちの社会人生活で大変役立ちました、先輩ありがとう)。

仕事は自ら見つけ出すもの。それを見つけられなかった子たちのオアシス、それがバレーボールのネットの真ん中なのです。

現場仕事のたびにバレーボールのネットの真ん中を触っている

イベント当日、私はなぜバレーボールのネットの真ん中を触ってしまうのか。体育教師に怒られたくない女子生徒たちと同じです。ダメな奴だと思われたくない、それだけ。俯瞰してその様子を眺めていれば、ネットの真ん中を触っている方が、ぼーっと突っ立っているより恥ずかしいのに、です。変なの。

(でも怒る側にしてみれば、ネットの真ん中を触っている子は手伝っている風だから怒りにくい……のか?)

あーあー、情けない。ぼーっとしてて怒られる奴の方がよっぽど格好いいです。

「あ、ごめーん、何手伝えばいい?」

こんなことをスッと言えるようになりたいのです。

結局私はイベント仕事の後、自分がいかに気が利かないか、物事を先読みできないか、そしてその結果バレーボールのネットの真ん中を触りがちである、ということに落ち込みました。決して「怒られても平気なメンタリティを持てない自分」のことは反省していませんでした。

落ち込みどころ、反省のしどころが違うんです、きっと。このままじゃ一生幸せになれない。いつまでたっても自分はクズだという種を探してしまう。そうしたら、私の一生はクズ人生です。それじゃいやだ、と思ってカウンセラーさんやコーチの方や心屋さんの知識を収集しているというのに、愚かしいことです。覚悟の決まらない自分。バンジージャンプが飛べない自分。

それにしても、毎日こんなに自分のことばかり考えていて平和ボケしすぎです。せめて仕事をして世に貢献せいよと、己に発破をかけねばなりません。