こんばんは、懺悔の時間です。
飲み会に行ってきたのですが、そこに苦手な男性がいらっしゃり、失礼ながら一足どころか二足くらい早くお先に帰宅しまいました。
父親くらいの歳の方なのですが、以前私が1人で飲んでいたとき、たまたま席が近かったことでお話をするようになったという、いわゆる「常連同士」の間柄です。LINEの連絡先を教えてと言われ、嫌になったらブロックすればいいかと思って交換したのがいけませんでした。
2人で飲みにいきましょうと言うお誘いがあったり、風景写真＆ひと言が送られてきたり、早々に既読スルー未読スルーの道を辿ることにしてしまいました。おじさんに罪はありません。私が一方的に不快感を抱いてしまったのです。
下ネタをワーワー言いながら飲んだり、肩を叩かれたり、酔った勢いで握手やハグをする分にはそれほど抵抗感は無いのですが、自分が女として見られており、かつ、先方が己の男性性を主張していることを察知するとダメなのです。うーん、ちょっと言葉が違う気がする。うまく言えません。「性愛の香りを感じるとだめ」という具合かなあ。なにせ自意識過剰なので、勘違いの可能性が高すぎるのですが。
相手がおじさんだったからダメと言うことではなく、歳が近かったり、年下だったりしても同じです。今思い返せば、よく毎週末に婚活に励んでいたものです。確かに辛いことも多かった気がする。カップル成立に至っても、その後相手の方とお茶に行く気がせず帰る、などなど。失礼な話だ……
恋愛アドバイスで「好きだと言われて嫌な気持ちになる人はいないから、告白してみましょう」という言葉がありますけれど、私だったら絶対にそんな提言はしません。告白されたり、好意をアピールされたりすることで、何とも思っていなかった相手のことを、好きでも嫌いでもなく「気持ちが悪い」と思うようになってしまったことがあるからです。
こちらが想う相手ではなくとも、他人が好意を寄せてくれるというのは喜ばしいこと。なのにあろうことか「気持ち悪い」と感じてしまうのはなぜなんでしょう。悲しいし失礼だし、でもこればかりは努力で解消できる問題でもなさそうで、戸惑います。
だから逆に、私自身は「これは明らかに勝算あり」というときしか相手にアピールをしませんでした。そういう機会はほぼないのですけれど。でも、気持ち悪いと思われて友情までもが破たんするのは避けたかったのです。
モテるほうではないので、好意を寄せられるという奇怪な事象が起こると自分の中の緊急警戒警報が鳴り響き、結果、「気持ち悪い」に至ってしまうのかもしれません。
それにしても今日の飲み会、「せっかく参加しているんだからがんばって楽しまなきゃ」などと思わず、ある程度の時間で戦線離脱の道を選べたことを褒めたいです。失礼極まりないけれど、非難されて然るべきだけれど、私だけは自分にOKの2文字を差し出してあげたい。少し前なら、無理やり居続けてふてくされて帰宅して同居人に八つ当たり、がコースだったと思うのです。
とはいえ、主催者には謝っておかないとなあ。悪いことをしました。おじさんも、なんか、ごめんな……
