こんばんは、懺悔の時間です。
先日、新入社員の歓迎会が開催されました。翌日、新人さんたちはいつもの通り「おはようございます」と言いながら席につき、パソコンに向かって仕事か何かをスタートさせました。
それを見た私の脳裏には「諸先輩方に”昨日はありがとうございました”とお礼を言って回るべきだ」という意見がよぎってしまったのです。自分で自分にがっかりしました。
企業文化にもよるでしょうが、私は新入社員のとき、歓迎会や飲みの席で一緒になった先輩・上司には翌日「昨日はありがとうございました」と直接出向いて声をかけるのが礼儀だと学んだのです。
そして私はそのルールが苦手でした。行脚するのが面倒くさいからです。先輩の立場になり後輩からありがとうございましたと言われる機会もありましたが、その「お決まり」でしかないコミュニケーションは、ときに鬱陶しくも感じました。
そう思っているにもかかわらず、なぜお礼をしない新人さん達を責めるかのような「一人ひとりにお礼を言って回るべき」という意見が自分の中に湧いたのでしょうか。
理由はひとえに、「私は当時我慢をしたのだから、あなた方も我慢をしなければずるい」という本音にあるのでしょう。
自分はまだまだ器が小さいなぁ。そう思えて笑えてきました。