書き殴りたいことやまやまです

自意識過剰な子無しOLのぼやきです

メールは来ても来なくても結局へこむ

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「私たちの5年が、メールひとつで終わりだなんて(フォトモンタージュ)私たちの5年が、メールひとつで終わりだなんて(フォトモンタージュ)」[モデル:白鳥片栗粉]のフリー写真素材を拡大

ツイッターアプリに未読バッジがつくと、つい見てしまいます。誰かがいいねしてくれたり、コメントしてくれたり、フォローしてくれたりというのは、承認欲求の権化としてはとても嬉しいのです。生の実感が湧きます。

しかしそこで反対意見を唱えられたり叩かれたりするとサッと背筋が凍り、私はなぜこんなことをトゥイートしてしまったのだろうか、と後悔の念に押しつぶされそうになります。反対意見に弱いのです。仕事が手につかなくなり、ひたすらにソワソワする。恋という感情に振り回されていたときと似ている……のに、どうしてこうも後味が異なるのでしょうか。

ツイッター関連のしんどいことのひとつに、「ツイッターアイコンに未読バッジがついていたので少しワクワクして開いたら、通知欄には『AさんとBさんが〇〇という記事にいいねしています』という、自分に関係ない通知しか来ていなくてちょっとしょんぼりした」というものがあります。私に関係のない話題であることが大半です。あの肩透かし感には、なかなかのエネルギーを使ってしまいます。「無視」といういじめを食らったときに近いかもしれません。なにを期待してたんだ、私のような者が……という気恥ずかしさもあり、苦しいです。

いろいろ、通知機能をオフにしたのですが、それでもまだツイッター社のおせっかいモードは生きているようで、あなたと仲良しであろうAさんとBさんがこんな記事をシェアしている(から、あなたもこのムーブメントに加わってみたらいいんじゃない?)!と、親切の押し売りをしてきます。どうにかならないものか。

 

LINEやメールにも肩透かしを食らうことがあります。私はあまり連絡をもらわないほうなので、とかく通知に敏感です。止せばいいのに「こんな私にも連絡がくるなんて」と、ちょっとワクワクしてしまう癖があるんです。でも大抵はDMで、なにを期待してたんだ、私のような者が……となります。

「このメールは弊社社員とご挨拶させていただいた方にお送りしています」で始まるメールはしんどいですね。とりわけ「この度弊社社長が2冊目となる著書を刊行いたしました」みたいな内容だと、メール受信にカンマ1秒でもワクワクした過去の自分を抹殺したくなります。本当に読んでほしいならもうちっと面白い宣伝文を書いてみろよと思いますが、おそらくは送り主も渋々です。書かされています。気の毒です。書かせている側はどれだけ自信家なんだ。その自信を少しオラに分けてくれ!そしてこの手のメールには「配信停止をご希望の方は……」のくだりがないことも、しばしば。社員とあいさつしただけでこれほどの重荷を背負わされることになるとは。

 

じゃあ私宛のメッセージが届くとうれしいのかというと、嬉しい反面筆不精なので「ああ、返事を書かなきゃ」というプレッシャーとの闘いが始まります。どうしようもないのです。

 

全ての自意識過女史に幸多からんことを。