書き殴りたいことやまやまです

自意識過剰な子無しOLのぼやきです

働き方改革の前に昼休み改革

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Lunch 2007-07-05

昼というのはなにも正午のことだけを指すわけではないのに、昼休みというのは12時から13時の1時間であることが多いものです。

みんなが揃って休むものだから、社食もコンビニも牛丼屋さんもマクドナルドさんも混みます。当たり前です。こんなに休まらない休みがありましょうか、いやない、と書きたかったけれど、お盆も年末年始も結局そういうことですね。

どこもかしこも混んでいるのが不快だし、正午ごときではまだ空腹には至っておらずで、私は昼を13時から取るようにしていました。俗に言うオフピーク通勤ならぬオフピークランチ、東京都風に言うなら時差ビズならぬ時差ランチです。かなりトレンド感があります。

たった1時間ずらすだけで、しっかりお腹が空いてごはんが美味しいし、食後のコーヒーをサービスされることがあるしでいいことづくめ。とても満足いっていたのですが、ある日場内に一斉メールが届きました。当社の昼休みは12時から13時というのが決まりです、というものです。この自意識過剰な私が極限まで自意識を希薄化させ、のびのびと休んでいたというのに!!!

他人がいつ昼食をとっているか、意外と見ているものなのですね、なんだかショックでした。これだから自意識を手放せないのです。気が緩んでいたところにピシャリとロッテンマイヤーさんの鞭が飛んだ心地です。ひとたび注意されてしまいますと、「怒られたくない、ダメな奴だと思われたくない」という自意識が私を律してくるのです。いくら決まりとはいえ、みんなで一斉に昼休みをとることのほうが非効率的でダメなのでは……という本音を抱えつつも、暴れる勇気が湧きません。決まりは決まりなわけだし……

そんな私は今日も正午にお腹が空きませんでした。無理して詰め込む気にもなれず、食べずに過ごしたのですが、15時ごろについに空腹に。なんとラッキーなことに上司が外出中だったものですから、両隣の席の人に「食べ物のにおいをさせてもいいですか、すいません」と断り、持参していた弁当を食しました。とてもおいしかった。ただ申し訳なかったのが、こんな日に限って、弁当が前日の晩御飯のモツ煮の余りだったということです。

でも、かつて昼休みなんて取れなかった時代があったことを思うと、どんなに非効率的であってもしっかり休める1時間があることに感謝すべきだと思ってしまいますし、お盆休みと年末年始休みもまた然りです。

オフピーク通勤、私が小学生だったころにはもう駅にポスターが貼り出されていたはずですが、いまだこの有様。あと20年はこのまんまな気がします。