書き殴りたいことやまやまです

自意識過剰な子無しOLのぼやきです

「返信しない」勇気でイライラを遠ざけた

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こんにちは、懺悔の時間です。

というのも今晩は飲みに行く予定があり、夜に懺悔をする時間が取れなそうなので会社の昼休みにこの記事を書いているのです。

昨日はビジネスシーンにおける「仁義を切る」についてぐちぐち書いてみたのですが、コミュニケーションというのは難しいものです。

「直接会話をするのがいちばん」説が強いと思いますが、人によっては、話しかけられるとイラッとしてしまうというタイプもいらっしゃいます。自分のペースを乱されるのが嫌、なるべくメールで連絡頂戴、エビデンスにもなるし、といった事例です。

エビデンスってなんだよ、書いてみると字面がアデランスと双子状態だ、証拠って言えばいいじゃん、でもうっかりエビデンスって言っちゃうんだ……)

そんなメールでのコミュニケーション、実はいちばん難しい気もします。LINEやメッセンジャーも然りです。声色が聞こえない分、想像力をフル回転させて勝手に憤慨したり落ち込んだりしてしまう。それを補うための発明が「LINEスタンプ」なのだと思います。

 

話は変わって……イベントを主催するような知人がちらほらおり、そのなかに個人的に崇めていた方がいらっしゃいます。過去形で書いていることにお気づきですか。

その方からメッセンジャーでイベントのお誘いをいただく機会があったのです。過去数回ありました。参加したことも、断ったこともあります。個別のメッセンジャーで連絡をいただけるというのは、うれしいことでした。「選ばれし者」感があった。承認欲求モンスターの大好物です。

その一方で、都合がつかず断るときはつらいものでした。行きます、の返信よりもずっと時間がかかります。言い訳がましいのもいけないし、そっけないのも失礼か……いろいろと考えるのです。考えに考えて断りの返信を送った結果、どうなったと思いますか。「既読にはなるが返信はない」です。お忙しいのでしょう、と思うようにしていました。

数か月の間をおいて、同じ方から次のイベントのお誘いが来ました。断りました。返事はありません。私は苛立ちました。「我が渾身の返事に返事をせい!」何様だよと我ながら思います。

おそらくメッセンジャーで送られてきたメッセージはテンプレであり、私は選ばれし者でもなんでもないのです。賢い方は一発で見抜くのでしょうが、ピュア・ガールの異名を持つ私でありますから、純粋に浮かれてしまっていたのでした。

個別にコピペして送る手間を惜しまないのは、きっと全然人数が集まらなくて赤字になりそうだから。すなわち「行けない=用なし」です。その時点で返事をする価値もないのでしょう。

そうやって考えているとどんどんイライラしてくるわけです。実際は違うかもしれないのに、勝手に「こうであるに違いない」と推測して怒る。怒りの自家発電です。太陽光パネルをPRする吉永小百合さんのような、たおやかな女性でありたいのに、結局「いつでもSHOW-YA歌います」みたいなことになってしまう。

いまだに連絡は、きます。尊敬していた方であります。しかし私は返事をしないことにしました。最初はその選択に勇気が要りましたが、怒りの自家発電をするくらいなら、この勇気をふりしぼるほうが結果的にはラクでした。

こんな小さなことも「やりたくないことをやらない勇気」の成果のひとつだと、自分を認めていけたらと思います。全員に好かれるなど、到底無理な話なのですから。